症状・悩み☆私の場合
ハンドル名:マグ  男・20代
●発病の時期・きっかけ
海に潜りに行ったときに、耳抜きができず、なんとかしようと繰返し耳抜きの要領で耳に空気を送りこむことを繰り返して耳管開放症になったみたいです。
もしくは、耳抜きができないのに、3〜4メーター潜ったからか。(これは耳管は関係ないか)
症状の始まりは、2日潜って帰りの車の中で、唾を飲み込むと右の鼓膜がボコボコなりはじめました。
自声強調や呼吸音が聞こえてくることはありません。

●主な治療歴・症状
その後、左耳も同様の症状が出始めたので、大阪にある家の近所の大学病院で、検査をすると耳管開放症だと診断されました。
そのときに加味帰脾湯をもらい、2週間程飲むと少し回復したかと思って改めて診察に行くと、通気をされ悪化したような気がします。
その後、その病院の耳管の専門医にみてもらい、今まで3回ルゴール液と思われるものを鼻から耳管にとおされ塗りました。

薬を塗ると約7日から10日程度はは唾を飲んでも鼓膜がボコボコいう音がおさまりますが、それを超えるとまた症状が出てきます。
最後に塗った2週間前からの経過は、10日を超えても症状がマシなときもでてきましたが、唾を飲んだり食事をすると今までより大きくバキバキと鳴るような気がします。
なぜか薬の効果がなくなった後、ボコボコ音が酷くなったようなきもします。

今日の朝から唾を飲むとかなり鼓膜がバキバキとなったので、大阪にある別の大学病院で専門医にみてもらったところ、検査の結果は正常値に近いが、経過がわからないのでなんとも言えないといわれました(診断書を持たずに行ったので当然ですが)。
ただし、その検査の時は偶然に症状が落ち着いていたことがあったのでしょう。
そして右耳に少し水がたまっているのではないかと言われました。
また、その薬自体は劇薬だよと教えられました。

今のところ唾や食事の時にボコボコと音がなることが一番つらい症状です。
自声強調や呼吸音はしません。だけどかなりつらいです。


●その後の経過など
2004/10/28(木)
僕は今夏の8月に開放症になって間もないので、精神的に辛い日々をおくっています。
でも、同じ開放症の方と話ができて、味方ができたようでうれしいです。

飲み込み時のボコボコ音のみの症状では開放度合いとしては比較的軽症なのかなと分かりました。(他の細かい症状はありますが)
ただ、ルゴール液を塗った後に効果が切れだすと一時的に自声強調はありました。
それは耳管が薬の効果で一時的に麻痺して開いたままの状態になったのかな?
けど、今のところ2週間前に塗ってからは、今まで通り自声強調はありません。
少しあった左耳の閉塞感はなくなりました。
ただ、ボコボコ音は今日は最悪で食事もかなり辛いです。

で、どこかで悪化したのではという疑問があります。
ボコボコ音は少しの開放状態の耳管が飲み込み時に一気に大きく耳管が開いて鼓膜に空気が流れ込む為に鼓膜の振動音がでると理解しています。

近くまた診察に行きますが、治したいけど、その治療の反動や悪循環が怖い。他院で右耳に水が少したまっているといわれたことが気になる。



2004/11/04(木)
3度目のルゴールを塗布して、3週間がたちます。
10日目から鼓膜が飲み込み時にボコボコなりだして、4日程は耐えがたい症状に戻ったのですが、その後、日ごとに症状が和らぎここ5日程は日中はあまり気にならない程度になりました。
音がなっても弾けるような金属音がパキとするか、小さくプスプスと鳴る程度です。
しかし、朝の症状が酷いのです。
寝ている時に開放し、起床後1、2時間はかなりボコボコなります。
自声強調こそありませんが、特に左耳は完全に開放していています。


2004/12/01(水):Dr.タッツー
開放症の人がダイビングをするときの注意ですが、その開放の程度によってちょっとだけ違ってきます。
簡単にいうと、まずバルサルバで耳抜きをした方がよいということです。
開放症の人は、時に耳抜きが自然に行われて意識した耳抜きがいらないことがあります。
しかし開放症だからといって、いつも耳抜きが良いとは限りません。耳管機能が悪いということに変わりないのですから。
ちょっとした体長の変化などでいきなり耳管狭窄症の症状に水中でなってしまい、耳抜き不良になるのです。
ですから、いつ何時狭窄症状になっても良いように、いつもバルサルバにするべきなのです。

次に、通常の耳管機能の人はバルサルバによって鼓膜を膨らませておくことができるので、次の耳抜きまでに余力があります。しかし開放状態の人はバルサルバで鼓膜が膨らむものの圧力をかけることをやめるとすぐにその水深のレベルで鼓膜がもとの状態に戻ってしまいますから、余力がないのです。
よって、通常の耳管機能の人よりも約3倍から4倍の頻度でバルサルバ耳抜きが必要です。
ベテランになればバルサルバの状態で圧力を耳にかけながらそのまま潜降できます。
そうすれば頻繁な耳抜きなんかいらないのです。


コントロールとは
前述の様な潜降テクニックを、その方の開放具合に会わせてアドバイスすること、さらに皆さんがご存じの耳管開放症の治療を潜水直前にすることです。
加味帰脾湯を2週間前から飲むとか、耳の下のマッサージとか、体調を整えるとかといった指導をするのです。
この組み合わせでかなりの耳管開放症ダイバーが問題なく潜れるようになるのです。
また、心配なのは夏に潜って未だに唾を飲んだときにぶちぶち音がするというお話です。
耳抜き不良ダイビングでは中耳気圧外傷(中耳の水圧による怪我)を起こします。
その場合には1週間か2週間もあればブチブチは消えます。
もしも未だにブチブチいうのでしたら、ひょっとすると外リンパ瘻という内耳の障害が起きたかもしれません。
これは、内耳が破れて中のリンパ液が漏れだしてしまう状態です。
多くの方は自然に塞がりますが、たまに穴が塞がらない人がいて、その場合にはちょろちょろと小川が流れる音が聞こえたり、ご指摘のブチブチ唾を飲むといっている状態になります。
万一外リンパ瘻ですとその後のダイビングはあまりお勧めできないとダイバーの健康適性基準でうたわれています。
ちょっと心配です・・・・。

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