症状・悩み☆私の場合
ハンドル名:ヒロ  男・40代・大阪府在住
●発病の時期・きっかけ主な症状
2010年の10月初め頃、勤務先の病院で当直の仮眠の後、ひどくのどが痛かったのですが、熱はなかったので、放置していました。
5日後の朝、左側が耳鳴りを起こし、勤務先の病院の耳鼻科を受診。
聴力検査、耳骨の伝導検査をしましたが、異常の所見はなく、脳血流改善の内服薬を処方されました。
同時に左側の歯が痛く、勤務先病院の歯科口腔外科を受診し、レントゲンで、左上奥から2番目の歯の根が折れている、と診断されました。
くいしばりによるものとみられ、顎関節症も発症していました。
耳鼻科では、その顎関節症による耳鳴りではないか、と言われました。
口腔外科では、たかがそれくらいでは耳鳴りはしない、と主張されました。

当初は、そのうち治るだろうと思っていましたが、1か月経っても少しもよくならず、それどころか、最初、キーンという音にに加え、ブーンという低い音まで聞こえてくるようになり、精神的にかなり不安になりました。
食べ物の飲み込みが悪くなり、息も時々詰まることがありました。

12月、大学病院では、上記の検査に加え、鼓膜の動きをみる検査や耳小骨のCT検査までしてくださったのですが、異常所見は得られませんでした。
脳循環剤を飲み続けましたが症状はよくなりませんでした。
他、3年前から、睡眠導入剤のマイスリーを服用しており、昨年の春ぐらいから、首こりや肩こりがひどく、よく寝違いもおこしていました。

2011年3月にソフトレーザーが耳鳴りに効果がある、とネットで見て、豊中市の開業医を訪ねたところ、レントゲン検査と鼓膜の検査で初めて「耳管開放症」と診断され、やっかいな病気と知ってはいましたが、ようやく耳鳴りの原因がわかって、ほっとしたところもありました。
耳管狭窄も伴っているとのことでした。
原因は鼻の奥の慢性的な炎症と告げられました。

●主な治療歴
3月、豊中市の開業医さんでは、加味帰脾湯服用のほか、鼻から食塩水を入れる方法やソフトレーザーの照射もしていただきました。
少しは気持ち的に効果があったかもしれませんが、症状はあまり変わらず、結局3か月服用しても効果はありませんでした。
4月、その先生の先輩にあたる職場の近くの開業医で、ルゴール噴霧の治療を受けました。耳が痛かったのですが、1か月ほど続けました。

5月に、堀田修先生の本で上咽頭の治療のことを知りました。
その本はIgA腎症との関わり合いでしたが、とにかく、堀田先生のおっしゃるとおり、上咽頭の治療をしてみようと思いました。
塩化亜鉛を扱っている耳鼻科は意外と少なく、ようやく家から5キロ離れたところの耳鼻科をみつけ受診しました。
先がカーブした巻綿子みたいなものにガーゼのようなものが巻いてあり、1%の塩化亜鉛水がしみこませてあります。
それをのどから入れ、のどちんこの手前から、くいっと上に突き上げて、しばらく押し当てています。
5、6秒ぐらいでしょうか、ですから、診察台にすわって、終わって立つまでに1分もかかりません。
痛みを伴いますが、何回か続けていくうちに、重かった感じがする左顔面がだんだん軽くなっていきました。
職場の近くですので、夜行っています。
仕事が終わりそうにない時も途中、抜けさせて頂いて通院しています。
30分で帰っています。

本によると慢性上咽頭炎のことやこの治療法は50年前からあったそうですが、治療代が安いのと、患者が痛がるとのことであまり普及しなかったようです。
しかし、1分で820円(3割で250円)は安くはないと思いますし、回数を重ねてゆくと粘膜の状態が良くなるので痛みもそう感じないどころか、気持ちが良いです。

そしてこの処置を週3回受け、2週間後に息が詰まるのと、嚥下困難が解消され、1月後、ブーンという音がなくなり、音割れも軽減し、2か月後には不眠症、肩こり、首こり、顎関節症が解消し、3か月後にはキーンという音もほとんど聞こえなくなり、あらゆる症状が改善された次第です。

鼻のファイバースコープで経過を診ていただきましたが、最初、真っ赤に腫れていたのが今はピンク色になってきているとのことです。
家では上咽頭炎が悪化しないように寝るときは、首を冷やさないよう大きめのハンカチを巻いたり、口にマスクをしたりしています。
とにかく、この処置を始める前と比べると、体調も気持ちも天と地ほど違うような感じです。

代替医療では、鍼灸、カイロプラッティック、ソフトレーザー、を経験しましたが、どれも効果はありませんでした。
鍼灸では、反応点治療、という新しい鍼灸方法で、従来のつぼにはとらわれず、皮膚などの変化を読み取って針を打つ方法で、概念はのど鼻の炎症が原因としていました。
のど鼻の炎症が原因という目のつけどころは良く、針も他の鍼灸院よりは効いた感じはしたのですが、上咽頭までは気が付いていない様子でした。

●その他
私は寝ているとき、口を大きく開け、口呼吸をしており、いびきもうるさいそうです。
それがのどを痛め、上咽頭部を炎症させ、慢性化したものだと思います。
その上咽頭炎が、すぐ近くの横穴の耳管に影響を及ぼしたものと思っています。
また、鼻からのどへつながる管が慢性の炎症になることで、その管の動きや、その付近の血流が悪くなり、嚥下障害や、呼吸障害、肩こり、首こり、その影響で、寝違いやくいしばりがおこるのではないかと考えます。
実際、上咽頭の塩化亜鉛塗布で、それらの症状が解消されたのですから。

今思うと、上咽頭の炎症はかなり前、何年も前からあったのだと思います。睡眠導入剤・マイスリーを服用するようになったのも、その発症からだと思います。

この治療のおかげで、今は耳鳴りが始まる前より元気で、30代の体力に戻ったような感じです。
体力がなくなり当直もはずしていただくも、当初、日勤をこなすなのがせいいっぱいだったのが、夜10時まで残業しても全然つかれを知らない、というところまで回復しました。
なによりうれしいのが、マイスリー無で寝ることができるようになったことです。

どのような治療でも、人によっては合う合わないがありますので、一概には言えませんが、試していただきたいと思って投稿した次第です。
よろしくお願いいたします。
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